【研究スタイル・指導方針】
研究室メンバが全員集まる「全体進捗報告会」を月に1回、研究グループごとの「研究ミーティング」を週に1回行います。すなわち、学生さんはそれぞれ少なくとも週に1回ミーティングに参加し、研究の進捗報告をすることになります。
- 全体進捗報告会
学生、スタッフ全員出席するミーティングで、スケジュール確認、すべての研究テーマ共通の基礎勉強(輪講スタイル)や論文紹介、研究チーム持ち回り進捗報告会、学内、学外発表の発表練習、などを行います。先輩たちのすぐれた研究に触れ、また、研究分野全体を見渡すなど、各自モチベーションを高める場です。 - 研究ミーティング
研究グループに分かれて行うミーティングで、研究に直接関係する論文紹介、研究テーマの検討、問題点の議論、毎週の進捗確認などを行います。それぞれの研究を深く掘り下げていく場です。研究テーマごとにグループを作りますので学年を超えたグループ構成になります。
学部(3年次仮配属後)、大学院博士前期課程、博士後期課程の研究スケジュールは、以下のようにイメージしてください。研究テーマのページでも紹介しているように、たくさんの発表の場があります。研究会や国際会議などでの発表を推奨します。
【研究室の環境】
研究に必要なCADのための計算機や学生向けのデスクトップPCやノートPCなどの研究設備があります。CADソフトウェアについては、東京大学大規模集積システム設計教育研究センターで提供されているツール群が利用できます。また、快適な研究生活を送るための設備(冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル)も揃えています。
【求める学生】
以下のような学生さんを求めています。一緒に研究を楽しみましょう。
- 研究したい(大学は研究するところ!)
- 研究会・国際会議に行きたい(尖らないと論文にならない!)
- コンピュータの設計やLSIに興味がある
- 論理回路って美しいと思う
- アルゴリズムやプログラミングが好きだ
- ディペンダビリティって重要だと思う
- 理屈っぽい性格だ(論理的思考が重要!)
- 共同研究などを通じて国内外の企業や大学の研究者と交流したい
など
【卒業生・修了生の主な就職先】
日立製作所,ルネサスエレクトロニクス,ローム,東京エレクトロン九州,ソニーセミコンダソリューションズ,ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング, マイクロン,エスティケイテクノロジー,ジェイデバイス,三菱電機インフォメーションシステムズ,富士通九州システムズ,など.